第17回全国政策研究集会2025 in 吹田
参加費
政策情報センター会員議員 | 5,000円 |
非会員議員(区市議・都道府県議) | 10,000円 |
首長 | 5,000円(協賛費) |
小規模自治体議員(5万人以下) | 3,000円 |
一般 | 1,000円 |
学生 | 無料 |
※参加費は一日参加でも二日参加でも上記のものとなります。
※オンライン参加も可能です。参加費は上記のものと同じになります。
※申込み締切りは7月31日(木)となります。なお、オンラインの場合は当日までお申し込みいただけます。
イベント概要
8月20日(水)受付12:30~
上原公子さん(自治体議員政策情報センター長、元国立市長)
江川紹子さん(ジャーナリスト)
SNS上などで氾濫する虚偽情報が世界の政治を動かす時代こそ、事実かどうかをチェックするメディアの役割がますます重要になってくる、と江川さんは問題提起をしています。自治の柱としての選挙が揺らぐ危険性を指摘。その提起をもとに兵庫県知事選挙、民主主義の原点としての地方自治を論じます。
坂本治也さん(関西大学法学部教授)
いま日本の地方自治は空洞化しつつあります。地方選挙における投票率は低下し、小さな自治体では地方議員の成り手も不足しがちです。財政難と人員削減の中で地方公務員も困難な状況です。市民が自治を積極的に担おうとする気概も見られません。そうした中、改めて「なぜ地方自治は必要なのか」を政治学の観点から考えていきます。
コーディネーター 杉岡秀紀さん(福知山公立大学地域経営学部准教授 自治体学会理事)
大学生などユース世代
分断や息苦しさを感じる社会では、ユース世代にとって政治はタブー視され、気軽に話せません。議会議員は多様な考えを持つ中で、対話や議論ができているのでしょうか?そのことは市民やユース世代に伝わっているのでしょうか?ユース世代から対話の方法を提案し、実践する場を提供します。対立ばかりの議会ではなく、対話から生まれる民主主義を実践し、ユース世代が政治をもっと気軽に語れる社会を目指します。
活動報告 長谷川美津代さん(吹田傾聴ほほえみ)
田村幸大さん(NPO法人なごみ事務局長 西宮市生涯学習・地域づくりコーディネーター)
コメンテーター 坂本治也さん(関西大学法学部教授)
団塊世代が75歳以上になり超高齢社会に突入する「2025年問題」。西宮市にて約11年前から地域の居場所「まちcafeなごみ」を運営し、行政・大学との連携を深めておられる田村さんと吹田市にて「主婦だからこそ社会に関わっていくために!」と約30年前から市民活動をされている長谷川さんのお話を伺い、私たちはどう政治と関わるのか、共に考えます。
※要参加費5,000円
8月21日(木)受付9:10~9:20
西谷文和さん(ジャーナリスト)
野々上愛さん(大阪府議会議員)
今回の研究会会場である吹田市は、1970年の万博の地であり、その跡地として日本庭園や民族博物館などがある一方、現在アリーナ建設なども進められています。
今年4月13日から10月13日までは、ごみ最終処理場として埋め立てた人口島「夢洲」にて大阪・関西万博が開催され、その横ではカジノを含むIR(統合型リゾート)の工事が進んでいます。工事中のガス爆発や災害時には途絶が予想される会場アクセス、来場者数稼ぎのための学校遠足動員など、問題山積の大阪・関西万博の開催状況と自治体の責任、そして大型開発と繋がる現状を問います。
吉岡洋子さん(関西大学社会学部教授)
水木千代美さん(NPO法人COCONI代表)
2023年度から施行されたこども基本法で、子どもの権利の観点が子ども関連施策の基盤であると明記されたが、実際には何をどうすればよいのか各地で模索が始まっています。
本分科会では、まず「子どもの権利、そして子どもの声を聴くとは」について講義を行い、その上で実践例を紹介し、最後に参加者との質疑から目指す社会の在り方を展望します。
※要参加費4,000円(電車代別) 集合:メイシアターロビー 解散:万博記念公園
オプショナルツアーでは、「太陽の塔内部の見学とEXPO’70パビリオンの見学」を実施します。
1970年日本万国博覧会は、77ヵ国の参加のもと約6400万人を超える入場者により好評のうちにその幕を閉じました。開催から約半世紀経過してもなお公園内に建つ太陽の塔は現代においても見劣りせず長きに渡りその場で歴史を見守ってきた姿は圧巻です。そんな太陽の塔も存続の危機の中多くの寄付のもと復活を成し遂げ、2025年5月16日の文化審議会にて重要文化財(建造物)の指定をされました。
都市部にありながら広大な敷地を持つ万博公園は昔の面影を残しつつ今もなお憩いの公園として多くの人たちに愛され続けています。未来の私たちに引き継がれた吹田の万博公園をぜひ体験してください。
また同時に訪問する吹田市危機管理センター(EMC)は、いつ発生してもおかしくない大規模災害に対応するため、大型のマルチモニター等による迅速な情報の収集・整理が可能な「有事」に対応する災害対応機能の「ワンフロア化」・「常設化」を実現した施設です。