イベント詳細
「中之島に鼬を放つ-大学博物館と共創するアート人材育成プログラム」
「中之島デリバティブ」
■公演日時 | 2022年10月7日(金) 14:00/18:30開演 ※開場は開演の30分前 |
■公演場所 | 小ホール |
■入場料 | 無料(先着20人:要事前申込) 全席自由席 =申込方法= ・メイシアタープレイガイドにて電話受付します(06-6386-6333) ・ご来場者様のお名前・電話番号をお知らせください。公演当日、小ホール入口でお名前を確認後、ご入場いただきます。 |
■申込開始日 | 2022年8月20日(土) |
劇作家・演出家林慎一郎が講師を務め、大阪大学発祥の地=大阪中之島についてのリサーチ・ワークショップでアーティストと受講生、研究者が交流しながらアート実践を重ね、大阪中之島をテーマにしたパフォーマンス公演を創作。
●中之島に鼬を放つ公式サイト https://nakanoshima-itachi.org/
【作品概要】
中之島にはかつて「堂島米会所」と呼ばれる場所があった。
多くの蔵屋敷が立ち並び、全国から米が集まったこの場所では、米の「現物」取引だけはなく、将来の米の値段も取引された。
これが世界にも先駆けた、日本最初の「先物」取引ある。
「堂島米会所」はその後、大阪株式取引所へと発展し日本の株式市場の一翼を担うが、株式の電子化が進んだ現代、ついにデリバティブ取引専門の取引所となる。
Derivative(デリバティブ)とは派生的、副次的を意味する言葉である。
先物取引のように、将来の売買についてあらかじめ約束をするデリバティブ取引は利益追求だけではなく、将来のリスク管理の側面も持ち合わせる。
この概念は、世界に先駆けて大阪商人の知恵が生み出した発明だろう。
さて、2022年コロナも明けやらぬ中、その先の未来はボラティリティ(変動性)が大きい。
このリサーチパフォーマンスでは中之島から派生(デリバティブ)し、受講生とともに1年後の大阪を見据えた商品/指数を考案し擬似的に取引をしてみようと思う。
それは、我々の暮らすこの町の将来を予測し、今を観察し続ける態度を促す行為となるだろう。
これを中之島から大阪を俯瞰するパフォーマンス、「中之島デリバティブ」と名付けた。
本公演は、「メイシアターにおける新型コロナウイルス感染対策ガイドライン」に基づき開催いたします 感染対策ガイドライン(PDF:246KB)
ご来場の際のお願い
- 発熱(37.5℃以上)、咳などの風邪の症状や体調不良の方はご来館をお控えいただきますようお願いします。
- 入場時に体温チェックをさせていただきます。37.5℃以上のお客様はご入場をお断りさせていただきます。
- 来場される際には、マスク等の着用及び手指消毒をお願いします。マスクの着用のない方は、ご入場をお断りする場合がございます。
- 定期的に適切な換気を行っているため、客席内が適温にならない場合があります。寒暖に配慮した備えをご準備ください。
- 政府や自治体による接触確認アプリやコロナ追跡システム等のご利用へのご協力をお願いします。(スマートフォンをお持ちでない方は指定の用紙にお名前、連絡先等を記入していただきます。)
- お客様の個人情報は適正に管理し、目的外には使用いたしません。万が一、ご来場者様の中から感染者が出た場合、感染経路確認と対策のために管轄の保健所等にお客様の情報を開示し、ご連絡を差し上げることがあります。
- 入場までにお時間がかかることが予想されますので、十分に余裕をもってお越しください。
※未就学児童はご入場いただけません。
※お客様用の駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮下さい。
■主催
大阪大学大学院人文学研究科・総合学術博物館/(公財)吹田市文化振興事業団
■本公演のお問い合わせ
メイシアター 06-6386-6333(9:00〜18:30)